トップ > 『エクセレントベンチャーを探せ!』ベンチャー企業就職読本
|
『エクセレントベンチャーを探せ!ベンチャー企業就職読本』特設ページ!
|
〜 アントレ・スクウェア初の出版協力企画 〜
【取材協力スタッフのコメント】 |
「想いの詰まった一冊」
自分がアントレ・スクウェアに入ったのが1年前の1月。あれからちょうど1年の後に、自分が企画・執筆に携わった書籍が「エクセレントベンチャーを探せ!」として出版されたことには運命的なものを感じます。
この企画の話を頂いたときには何もかもが初めてのことばかり。スーツを着て社長・社員様との会議に同席するのも初めてなら、様々な企画書を作成・ご提案するのも今回の出版計画が初めてでした。そんな中、内外共に本当に多大なご迷惑をおかけしながらも、叱咤激励を頂きここまで来ることができました。
ベンチャー企業というのは選ぶのがとても難しいもので、情報の少ない学生にとってそれは尚更のこと。この本ではベンチャー企業への潜入インタビューを通して各社の深いところまで鮮明に描き出しています。そのため、ベンチャーにもともと興味のある学生にとってはこれ以上ない良い判断材料になりますし、ベンチャー企業を全く知らない学生にとっては、こういう働き方もあるんだという興味の切欠になってもらえれば嬉しいです。
この本にはこの1年間自分を支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちや、今まさに就職活動を向かえる後輩達への想いがたっぷり詰まっています。この場をお借りして、多岐に渡ってお世話になりましたプレジデンツ・データ・バンク株式会社を始めとする多くの企業様、大学関係者の方々、アントレ・スクウェア代表、スタッフのみなさんに心からお礼を申し上げたいと思います。
学生起業家支援団体 アントレ・スクウェア 和田 一
|
【担当編集者のコメント】 |
一般的に、ベンチャー企業への就職は「リスキー」であると言われています。しかし、一方で、厳しい環境だからこそ大きく成長できるというメリットも。
ベンチャー志向の学生を対象に、理想の1社を探すためのノウハウをお教えします。
【著者のコメント】
「成長したいからベンチャー企業で働きたい」
「起業家志望だからベンチャー企業に入社したい」……。
ベンチャー企業で人事を担当していると、よくこんな言葉を耳にします。
確かにこれらの希望が叶う可能性がベンチャー企業にはあります。しかしながら、ベンチャー企業はかなり異質な環境であり、すべての人に適した環境ではありません。薬と毒が紙一重であるように、ある人にとっては自己実現に最適な「良薬」であっても、ある人にとっては「猛毒」になり得る環境なのです。
ですから、本書を通じて、ベンチャー企業の正しい探し方、就職の仕方をお伝えしたいと思っています。皆さんが人生で何かの選択をする際に、お役に立てれば幸いです。
|
【編者はこんな人】 |
槙野 秀俊(まきの・ひでとし)
1981年岡山県生まれ。プレジデンツ・データ・バンク株式会社執行役員兼プロモーション事業部部長。
大学在学中は、政治・教育・就活の分野を中心に学生団体の設立、イベントの企画開催、就職セミナーでの講師など幅広く活動。
代表的な実績としては、高知県知事の橋本大二郎氏と共に県内各地を回り、学生の視点で高知県の政策を提言する「プロジェクトK」
(http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1588/)などがある。
2004年4月、プレジデンツ・データ・バンク株式会社に入社。直後から人事責任者となり、年間200人のインターンシップ生を受け入れる人気ベンチャー企業にまで成長させる。その後、ベンチャー企業の経営者を対象としたPR支援サービス、フジサンケイビジネスアイと提携した経営者向け無料ビジネス紙の発行など新規事業を立ち上げる。
http://blog.goo.ne.jp/makino-sns/
|
■■本書のもくじ■■ |
はじめに |
★第1部 ベンチャー企業に就職するための基礎知識 |
第1章 ベンチャー企業ってどんな会社?
●1 「ベンチャー企業」のイメージをつかもう
ベンチャー企業の条件とは/成長性を追求し続ける企業
●2 ベンチャーの社会的役割
日本にベンチャー企業は何社ある?/雇用の創出/人材の育成・輩出/業界の変革/
経済活動の活性化/世界経済への大きな影響力
●3 ベンチャー企業が目指す新興市場上場
新興六市場/上場するメリット/現在の価値と期待値で決まる株価
●4 ベンチャーはどのように進化するか
ベンチャーが成長する四つのステージ/アーリーステージ/ミドルステージ/
レイターステージ/メガベンチャー/新興市場上場ベンチャー/
ベンチャー企業の「旬」を見極める
第2章 ベンチャー企業で働くということ
●1 まずは「働くこと」について考えてみよう
仕事にどれくらいの時間を捧げるのか?/公私を両立させる究極の形/
学生と社会人の違い/差が環境を変え、環境が新たな差を生む
●2 ベンチャーで働く魅力って何だろう?
新規事業に立ち上げから関与できる/変化の仕掛人になれる/起業家マインドを学べる
●3 あなたにはベンチャーで働く適性があるか?
逆境に対する覚悟はあるか?/キャリアプランがあるか?/問題解決力があるか?/
公私共に仕事を楽しむことができるか?/絶対に負けないものを持っているか?/
五年後も「向いている」という保証はない
第3章 ベンチャー企業に就職しよう!
●1 「就職活動」の前にこれだけは知っておこう
就職活動は学生と企業とのマッチングイベント/ベンチャー企業への就職は簡単か?/
「存在」を知ることの難しさ
●2 失敗しないベンチャー企業の見つけ方・探し方
@就職サイト/Aベンチャー関連のイベント/Bビジネス系の新聞や雑誌/
C直接話を聞く
●3 伸びるベンチャー企業を見極めよう
優秀な人材は成長性のある会社に集まる/ポイント@
統計・データの数値/
ポイントA
アライアンス力/ポイントB
ビジョンと現実のバランス/
ポイントC
会社全体のチーム力
4● 自分と相性のいい会社を見つけよう
その会社はあなたに合っているか/自分のキャリアプランと照らし合わせる/
譲れるもの・譲れないものをハッキリさせる/自分のキャラクターを出して相手の反応を見る/
楽しく仕事をしている人に相談しよう
|
★第2部 エクセレントベンチャーを探せ! |
―――注目ベンチャーの企業情報―――
株式会社インフォランス/株式会社ウィル・ビー/株式会社エグゼコミュニケーションズ
株式会社エムビーエス/株式会社ネクスト/株式会社ACCEL/アクロスザユニバース株式会社
スリープログループ株式会社/株式会社ダイレクトバンクス/平山建設株式会社
株式会社フューチャリンクネットワーク/株式会社フリーセル/株式会社ワーク
【厳選】急成長ベンチャー企業プロフィール
巻末付録 内定獲得者「エントリーシート」 サンプル
おわりに
|
読者の感想文@(就職活動生) |
非常に分かりやすくて、読みやすい本でした。
ベンチャー企業に就職を志す人や、ベンチャー起業を起こそうとする人、ベンチャーって何?と思っている人は読むべきだなと感じました。ベンチャーとは、一体どんな会社なのか?ということが、分かりやすくまとめられており、就職活動をする場合に読むことで、学ぶところがあると思います。
ただ、ベンチャーの良いところを伝えるだけではなく、実際に厳しいところがあるのは事実であり、誰にとっても平等に価値があるとは限らないということも考えられており、自分がどうしたいかを考えるきっかけになると思います。
実際のベンチャー企業の情報や、経営者や社員の方の考えが掲載されており、実際に、ベンチャーに関っている方が書かれていて、信用できる生の情報を得ることができるのも、とても良いと思いました。
また、ビジネスや現在話題になっている用語についての説明や、偉人の言葉なども掲載されており、ためになる知識を得ることが出来ました。人それぞれ価値観が違うので、自分の価値観をはっきりと見つけ、自分に適した企業を捜さなければならないと感じました。
就職活動は、とても大変で、多すぎるほどの企業の中から、自分に適した企業を探し出すのは、とても大変な作業だと思います。ですが、これからの長い人生のことを考えるならば、自分が納得するまで、多くの企業や多くの人々に出会い、自分に適した企業を探す手間を惜しんでいてはいけないなと、教えられました。今後の就職活動に役立てていければ、と思います。
|
読者の感想文A(ベンチャー企業内定者) |
改めて自分がベンチャー企業を選んで良かったと思える一冊でした。
今年の5月に内定をもらってからおよそ7ヶ月、自分の周囲の友人ほぼ全員が大企業に就職を決め、自分だけが皆と異なる道を進むような気がして、少し不安になっていました。
就職活動から半年以上が経過し、将来のこととか成長について考えるのを忘れてしまっていたからだと思います。
福利厚生、研修制度などが整備され、たくさんの社員に囲まれながら、安定した給料をもらい、ネームバリューのある会社に勤める。そんな生活も悪くないと考えていたのです。
しかし、この本を読んで一年前の就職活動をしていた自分を思い出しました。
就職活動という人生の転機に自分が何を考え、どんな理由でベンチャー企業への就職を決意したのかを。福利厚生や研修制度が充実していないなら、自分で整備すればいい。高い給料が得たいなら、自分で結果を出せばいい。ネームバリューが欲しいなら、自分で会社を大きくすればいい。
一年前はこう考えていたはずなのに、最近あの頃の自分から遠ざかっていたみたいです。何もかも会社から与えてもらえると勘違いしている、受け身な自分がそこにいました。
能動的な姿勢を思い出させてくれたのが、この「エクセレントベンチャーを探せ!2008」です。大企業志向とかベンチャー志望とか関係なしに、皆に読んでもらいたい一冊です。必ず、自分の将来について何らかの示唆が得られると思います。
第二部に書かれている企業とそこの内定者に負けないように、誰よりも自分が、どこよりもPDBが成長したと証明できるように、一心不乱に頑張ろうと決意を新たにしました。
|
|
|