(株)ベンチャーオンライン  唐澤誠章 社長インタビュー 学生起業家支援団体

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株式会社ベンチャーオンライン 唐澤誠章 社長

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1974年神戸生まれ。早稲田大学卒業。学生時代から数々のビジネスを始め、「伝説の学生営業マン」といわれる。 通算6社で営業トップを極め、24歳の若さで、1998年株式会社ベンチャー・オンラインを創業。翌年株式会社ベンチャー・オンラインを設立。現在、若手の経営者を中心とした300人をこえる程の経営者の人脈をもつ。







[インタビュー]

『事業内容を教えてください。』

 我が社の事業内容は新卒採用の支援を行うことです。広告による収入を得ている会社、
コンサルティングによる収入を得ている会社、学生動員による収入を得ている会社、あと
は人事を代行して収入を得ている会社の4つがあるのですが、それを全てベンチャーオン
ライン一社で、ワンストップソリューションができるということで、総合採用プロデュース
という形を取っております。
 また、なおかつ成功報酬制という形を取っており、企業様にとって使いやすいということで、
現在約300社とお取引いただいています。設立から5年半、6年経ちました。来年、2006年
の春頃に株式公開を目指しており、のちのち、オンライングループというグループ化をはかり、
オンラインビジネスという新しいビジネスを起こすことで景気を良くし、雇用を拡大したい
と考えています。

『経営に重要な事はなんですか?』

会社を大きくするためには経営理念が重要だと考えています。

『起業家予備軍に向けて、起業する上で「ここを気を付けろ!」というアドバイスをお願いします。』

 もともと苦労すると思って起業するのと、そう思わずに起業するのとでは違うということです。
順風満帆だと思って起業するのではなく、苦労するということを意識した上でやることが
必要だと思います。
 また、何でもかんでも一人でやらないということですね。
 独立したときは4番でピッチャーなわけです。打たなければ、投げなければならない。しかし、
ライトとセンターとレフトなど彼らがいなければできないわけですね。誰かに任せな
ければいけない。セカンドもいる。ショートもいる。それとキャッチャーもいる。
キャッチャーがいないと投げっぱなしですからね(笑)ですから、どう考えても一人ではできないわけです。
 よく勘違いされている方が、全部MBAも取って、資格も取って、財務の勉強もして、営業の
勉強もして、マーケティングの勉強もして独立しようと考えている人がいますけど、それはできませんね。
自分が一番得意である分野が自分でわかること。そして営業、人脈解体、組織を作っていくことです。
ただ、財務やマーケティング、教育、総務などできないことがあるわけですよね。でも、できない部分が
多ければ多いほど、自分のできる部分がわかりやすい。つまりできる部分を特化して、できない部分において
パートナーを探すというわけです。そうしないと失敗してしまう。

『最初はある程度自分で行い、お給料を払えるくらいになればパートナーを探すというわけ
ですか?』

 そうです。パートナーを探すアンテナを常に張っておく必要があると思います。一人一人
に出会ったら、なんとか仲間になってもらえるように大事にしないといけませんね。もちろ
ん多いほうが良いと思いますが…。

『最後に激励のメッセージをお願いします。』

 自分は享受したいのか、されたいのかどっちなのかということです。どちらの方が生きがいを
感じるのかということです。大変でも自分で作りたい、歴史を作りたいというのであれば
起業を薦めます。

『本日はお忙しい中ありがとうございました。』